9月17日(土)に、一理会(一橋大と理科大との勉強会)を開催いたしました。2008年に発足した一理会は、その後数回開催されたものの、開催が中断されておりました。今般、HMBA・理科大MOTのOBの方々から働きかけをいただき、再開することとなりました。
議題のテーマは、「震災後の日本はどう変わるか?」でした。従来、HMBAチームとMOTチームに分かれ、当日HMBAとMOTとの間で議論を交わす形式でした。今般はHMBAとMOT、さらに理科大MIP(知的財産戦略専攻)も加わって、3つの混成チームを作り、発表の準備の段階から、HMBA、MOT、MIPのメンバーと議論を交わす形式にいたしました。そのため、大きなテーマの中で、様々なバックグラウンドを持った方と議論をすることとなり、議論を集約させることに各チーム大変苦労しました。その一方で、MOTやMIPの方々と大変密に議論をすることができ、HMBAの参加者にとっては、貴重な経験となりました。
発表当日は、伊丹敬之先生をはじめ、発表メンバーや当日のみ議論参加者を合わせて、約50名の方々が参加され、大盛況となりました。伊丹先生からのたくさんのご指摘・ご指導や、出席者からの活発なご質問・ご意見もあり、大変有意義な3時間となりました。表面上、成り立っているようなやり取り(議論・質疑等)でも、論理が成立していないと伊丹先生から端的なご指摘をいただきました。席上、伊丹先生から多くのご指摘をいただき、引き続き思考力の鍛錬が必要であることを痛感いたしました。(12期 高橋)
【各チームの発表テーマ】(※カッコ内は、HMBA現役生(M1)参加者)
A班:「電力の安定供給のための自由化について」(大岩、高井、髙木)
B班:「電力供給が制限される社会における節電・創電を促進させるビジネスモデルの提案」(髙橋、丸山)
C班:「震災は日本の化学・素材産業に何を迫ったか」(岡村、荘野)