入学してから早くも約半年が過ぎ、日差しが強くなるとともに、課題が続く激動の日々にも束の間の休息がやってきました。そこで、この夏季休業期間を利用して、M2・M1の33名で8月21日から8月24日まで3泊4日の韓国旅行に行きました。もちろんそれは単なる観光ではなく、きちんとした目的をもった 旅行です。
本旅行では様々な場所を訪問しましたが、中でもメインとなったのは、M2のチャンさんが勤務されている三星電子でした。私は新卒で、これまで実社会で働いた事がないため、授業では企業の実態を掴めないことが多々ありましたが、普段では見ることのできない世界的に最先端を行く現場の空気を肌で感じることができました。また移動のバスの中や施設内では、チャンさんの巧妙かつ愉快なガイドによって、韓国の様々な実状を知見しました。その一つに、「韓国企業は、日本企業よりも女性の力が強い」という非常に興味深い話があり、実際に三星のマーケティング研究所などを訪問してみ ると、女性が高い役職に就いており、韓国企業の特質を垣間見ることができました。
また旅行の楽しみといえば、昼夜の食事も忘れてはなら ないでしょう。焼肉、キムチ、ビビンパなど韓国ならではの料理も満喫しました。男性陣は、韓国式の「青唐辛子1本食い」なんて技も会得しましたね。さらに3泊4日では飽き足らず、延泊をする方も何人かいました。私もそのうちの一人で、有名なテーマパークのロッテワールドに行き、絶叫マシンなどで楽しみまし た。一方、さらに勇気のある方々は、北朝鮮との国境である38度線に足を運び、絶叫マシンとは一味違った恐怖を味わっていました。
とにかく旅行では、韓国の勢いの凄さを五感の刺激によって感じる充実した日々の連続でした。この旅行を通じて、年齢や国籍の垣根を越えた交流ができただけでなく、参加者のみなさんにとって、グローバルな場で活躍するための参考材料になったに違いないでしょう。(7期 小口)